ハルビン工業大学

ハルビン工業大学

ハルビン工業大学(はるびんこうぎょうだいがく、英語: Harbin Institute of Technology、英文略称:HIT)は、 黒竜江省ハルビン市に本部を置く中華人民共和国の国立大学です。校訓は「規格厳格,功夫到家」の元、1920年に創設れ、1922年に設置されました。

中華人民共和国国家重点大学

ハルビン工業大学は、中華人民共和国国家重点大学です。 中華人民共和国国家重点大学(重点大学)は、中華人民共和国(香港・マカオ地区を除く)の大学のうち、 権威ある大学と国家が認め予算の優先配分などの支援を行うものとして、設置者の別を問わず選定された大学です。 ハルビンという地名は日本人にはあまり馴染みのない地名ですが、日本の有名私立大学以上の研究設備と研究室と理工系設備が備わっています。 2018年のアジア大学ランキングでは、62位と、日本の私立大学のどの大学よりもランキングが上位です。

各種表記

繁体字:哈爾濱工業大學
簡体字:哈尔滨工业大学
カタカナ:ハルビン工業大学(ハルピン工業大学)
拼音:Hāerbīn Gōngyè Dàxué
発音:ハルビン ゴンイェー ダーシュエ
英文Harbin Institute of Technology

ハルビン市基本情報

別名:冰城 東方莫斯科 東方小巴黎 所属地区:黒龍江省
人口:1063.6万人 面積:53100 K㎡
面積:31200 K㎡ 区域番号:0451

ハルビン工業大学について

学生数は45000人以上に及びます。その名は工業大学ですが、文系、外国語も併せ持つ総合大学です。 中国国内にある1000余りある大学から選ばれた重点大学の1つで、学内の設備、教師陣の充実、学生の勉強レベル、環境施設が優れていることは全土に広く知られています。 中国全体の大学のランキングでは20位、理工大学の順位では4位に位置する大学です。 海外からの留学生も多く、町並みを見てわかる通り、ロシアからの留学生が多いです。 ハルビン空港もありまます。日本からの直行便は、大阪、名古屋、新潟などです。

宇宙開発に積極的な大学

特に宇宙工学の分野では有名で、 中国初の有人宇宙船「神舟」では、故障診断システムなどの重要な開発に携わり、中国初の大学自主開発人工衛星「試験衛星1号」でもハルビン工業大学が主導的な役割を担っていました。現在でも月探査プロジェクト(嫦娥計画)にハルビン工業大学は積極的に関与しています。 今日では、中国の宇宙開発の発展は目覚ましく、宇宙開発に興味を持った学生は非常に多いです。

四川省の省都、成都市が2020年に人工月を打ち上げ!?

中国四川省の成都市で2020年に人工月を打ち上げることを発表した。 この人工月の光の届く範囲は10キロから80キロで夜間の街灯の必要がなくなるというメリットを上げています。 人工月の明るさは成都市以外からも見ることができ、中国限定の第二の月が観光客を呼ぶのではと期待もされています。 確かに月が2つ見えたり、月と月が重なったりする景色は見たいですし、インスタグラマーなどが写真をアップすることでより一層話題になりそうですね! ハルビン工業大学の教授は、この人工月の明るさは健康に影響を及ぼさないと発表していますが、 夜が明るくなることで、寿命が縮まるのでは?という不安もあるようです。 人工月の寿命や、落ちてこないかなどもちょっと心配になりますし、毎日満月と同等の光だとすると、身体の潜在力も変わってくるのかもしれません。 2020年ごろにはまた大きな話題になりそうです。

中国大学の総合点

全体的な強度(20%)…18.6 大学としての強度は非常に高く、恵まれています。
研究専門的基準(15%)…15.3 清華大学や北京大学よりも高く、専門的分野ではかなり優れています。
学部(10%)…9.1 幅広い学部があり、学びたい分野を学ぶ事が可能です。
国際化の程度(20%)…18.9 中国の大学の中では非常に国際化が進んでいる大学です。
学生の満足度(20%)…19.9 学生の満足度は、専門的分野に強いこともあり中国で1番の満足度と言われています。
雇用展望(15%)…14.1 雇用にも強く、就職活動にも強い大学です。
その他の中国大学と比較したハルビン工業大学ランキングも併せてご覧ください。

充実した授業

留学生時に学力の差でクラス分けがあります。内訳は、入門、初級、中級、上級クラス。 授業は月曜日から金曜日まで午前中4時間。 「読む」「聞く」「書く」「訳す」などのカリキュラムからならる授業で、言語力アップに挑みます。 各クラスとも16人以下の少数編成、先生がつきっきりで教えてくれるので、言語力の成長がみられると言われています。
授業というのは情報を受ける場であり、その情報をきちんと消化できるかどうかが肝となっています。

ハルビン市の基本情報と歴史

ハルビン市は、中国最北東部にある黒竜江省の副省級市です。日本ではそこまで馴染みのない都市ですが、市区人口は590万人程で、都市圏人口は1000万人を超えるという巨大都市だったりします。 東方のモスクワ、東方の小パリなどと呼ばれる中国最北部に位置する黒龍江省の省都です。ハルビン市は夜景がとても奇麗な市の一つです。 黒竜江省自体、アムール川を挟んでロシアと国境を接している地域であると共にハルビン市の発展には、ロシアが大きく関わっているのです。1898年ロシア帝国が満州を横断する東清鉄道の拠点としてハルビンを選んだ事で、ロシア人が多く流入して急激に人口が増加すると共に、経済も発展し始めました。そこで清朝も1907年にハルビンを対外交易の拠点にする事を決定すると、ロシアもそれに対抗する様にハルビンの開発を進めたのです。結果的に1926年にロシアによるハルビンの統治は終了しますが、現在のハルビン市内にもロシア的なデザインの建物が多く残っているのは、この時代の名残だったりします。

中国人と日本人の副業意識の違い

経済大国となった中国は、日本人よりも副業の意識が違います。日本人はどうしても労働の呪縛から抜け出せていません。 特に中国人が驚いたのは、副業すら労働しているということ。副業の労働が何が悪いの?と思うかもしれませんが、 中国人直伝!スマホを使った主婦の仕組み副業を読んだらあなたの副業の価値観が変わるかもしれません!